この度は多数のご応募をいただきまして、誠にありがとうございました。
厳正なる審査の結果、2023年度後期助成先は下記団体に決定いたしました。
■一般社団法人北杜山守隊
エリア:山梨
【日本山岳保全サミットin北杜の開催】
登山道保全は環境保全のためであることと、活動を継続的に行う上で「人財育成」と「財源確保」の大きな課題があり、官民が協力した仕組みづくりが必要であることを、多くの方に伝えるとともに、課題解決に向けて大きく前進するための学びの場として、第二回日本山岳保全サミットを北杜で開催
■山のトイレを考える会
エリア:北海道
【大雪山と日高山脈のトイレ問題解決に向けた取組み】
トイレマップの配布により、トイレ・携帯トイレブース・携帯トイレ回収ボックスの位置を多くの登山者に周知し、トイレマナーを呼びかけ、登山者自ら山を汚さないよう啓発。行政へは山のトイレ設置や改善の働きかけを行い、北海道の山岳自然環境の改善を目指す。
■1095登山道整備隊
エリア:長野
【北アルプス 徳本峠(島々明神線)整備・保全プロジェクト】
上高地へ向かう江戸時代から残る徳本峠クラッシックルートの整備団体を作り、一般の参加者を募集し、整備してもらうことにより《消費する山の楽しみ方から自分たちで山を保全していく楽しみ方》へ意識をシフトさせていくことで、100年先も残るルートの整備活動を根付かせる土台を作る
■秩父多摩甲斐トレイルアソシエーション
エリア:山梨
【秩父多摩甲斐国立公園における登山道管理の仕組み作り】
秩父多摩甲斐国立公園における生物多様性に配慮した自然環境を、一登山者である私たちを中心に、行政、山小屋の方々との連携や地域の方々と共に保全し、次世代へ繋げていく。
■Yamanashi MTB 山守人(南アルプスマウンテンバイク愛好会)
エリア:山梨
【櫛形山ヒノキ尾根古道再生MTBプロジェクト】
かつて人々が生活で使用してきた日本中に眠る古道をマウンテンバイクという道具で復活させて走行し、その過程で多くの人々がつながり、山や自然、歴史、文化伝統を再認識し、それらの貴重な資源を保全する。