C A Jでは10月8日(木)、東京・原宿にて「地球には冬が必要だ」をスローガンに掲げ、スノーコミュニティを中心に、気候変動から冬を守る活動に取り組む一般社団法人Protect Our Winters Japan(所在地:長野県大町市、代表理事:小松吾郎、以下POW JAPAN)とともに、気候変動の影響を直接的に受けるアウトドアコミュニティと連帯して、政府のエネルギー政策や社会に働きかけるアクション「VOICE from the OUTDOOR COMMUNITY」の記者発表を行ないました。これは、C A Jが掲げる「Outdoor Climate Action Collective(O C A C)」の活動の一環でもあり、日本のエネルギー政策の基本的な方向性を示す「第七次エネルギー基本計画」策定を前に、NDC(温室効果ガスの排出削減目標)やGX2040ビジョンに掲げられた「1.5℃目標」に整合する政策の実施、そして、エネルギー政策を決める審議会や研究会の人選など、気候変動の影響を現に受けている人々の声を気候・エネルギー政策に反映させる仕組みづくりなどを政府に求める提言書を作成。提言書には実際に影響を受けている企業や、最前線のフィールドを目の当たりにしているスキーヤーや登山家、研究者からの報告やコメントも掲載され、C A Jに加盟のアウトドア企業など、現在では178の企業・団体をはじめ1000余名もの個人やアスリートがこの提言書に賛同しています。
また、11月3日(日)、神奈川県・藤沢市で行なわれたカーニバル湘南ではC A Jのブースにて、浅尾環境大臣に本提言書を手交しました。共同提言書を作成したPOWとCAJでは、エネルギー政策に関与する国会議員などに本提言書を順次、手交していく予定です。
提言書のダウンロードなど詳しくは以下のホームページを参照してください。