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ゴールデンウイークを前に、日本山岳会をはじめ、日本勤労者山岳連盟、日本山岳・スポーツクライミング協会、日本山岳ガイド協会の山岳4団体が、登山行為の自粛を求める共同声明を出しました。山梨県をはじめ、尾瀬や高尾山など、各地の山岳地でも入山自粛を呼びかけています。また、海でも日本サーフィン連盟や湘南エリアの自治体首長から自粛要請が出ています。
現在は緊急事態宣言が全国に拡大されましたが、それでも、都市近郊の公園や海岸には、野外であることの安心感から、週末になると多くの人が集まり、地域の住民に感染が拡大する不安だけでなく、迷惑駐車や渋滞などのトラブルも発生しています。
そして、大型連休を目前に控え、帰省や行楽など、さらなる人の移動が懸念されています。
季節もしだいによくなり、フィールドに出たい気持ちは理解できますが、しかし、今、最優先すべきなのは、外出や遠出を控えることです。
登山だけでなく、マリンスポーツでも同様です。アウトドアユーザーの軽率で無責任な行動が、感染を拡大させるだけでなく、救命活動や救急医療の現場を混乱させ、感染者以外のケガ人や病気の人など、救える命さえも奪うことにもなりかねません。今は遠出や外出を控え、できるだけ人気を避けて、足元の自然、身近な自然に目を向けてください。
戸外の空気を吸いたくなった時は、もう一度、この5つのガイドラインに従って、注意深く責任を持った行動をしてください。